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富士山、いってきました!

学生時代、ちょこちょこ山登りをしてきて、
行きたいな、と思いつつも、でもまだいけてなかったのが、富士山と、屋久島・宮之浦岳。
(あと、山ではないけど行きたいとことして、小笠原と白神山地、残ってます)

そのうちの富士山のほう、
とあるご縁で、毎年登っている一行に
まぜてもらって、行って来ましたー!

しかし、積年の運動不足(昔とった杵柄ったって、学生時代って、もう20年前だもんな……)
に加えて、コンディションを整えきる余裕がぜんぜんなく、
へろへろのまま、当日を迎え。

ほんとにもう、同行のみなさま、
お世話おかけしました。すみません。
特に、ベテランの山男、森カメラマン
最後尾でひーひーいってる私に
はげましいただきつつおつきあいいただき、
ありがとうございました。

長くなるので、
ざっと、かけあしで。

ごらいこう。

メインイベント、ご来光遙拝。

初日は、雷鳴ったり、雨ふったりで少し不安があったので、
二日目は、お天気よくてよかったです。

そして、有名な「有料トイレ」。
寒くて(酸素少なくて、もあるのかな?)そのまま(野○○状態)では
分解しないので、なんらかのあれこれをしている、というのが今までの知識。
(……これ、知識と言うにはあまりにうろおぼえすぎますね)

どんなんかなあと思って説明を読んだり、トイレのようすを見ていたら、
ざっくりしたところ、
「おがくずのなかにいる特別な微生物たちに、分解してもらう」みたいです。

バイオトイレ

……これって、平地でもできるんじゃない??

そして、山小屋の生活を、かいま見させてもらって。
水が、それこそ湯水のように使える訳ではなく、
雨水をためたり、えっちらおっちらと運んできたりする訳で、
「今ここにある資源」は、すべてかけがえないもの。

(「かけがえない」ほんとは、平地でも、同じことなのですが)

無駄な使い方はしない、一度使った手洗い水は、ためておいてまた別に使う。

などなど、循環型生活、むだのない暮らし、そういうもののために
いろんなヒントや実例を、見せてもらいました。

なにより、「ものを大事にするためのくふう」とか、
「ものをだいじにしているひとたちの姿」って、
見ていて、ひきしまったり、気持ちよかったり。

「『もったいない』が、あたりまえ」。
そんな、気持ちのいいものが、たくさん。

そして、わがまま言ったりしたりしてると、
「そんなら罰をあたえてやろう」だとか、
そんな誰の意思によるわけでもなく、
因果応報の必然で、
自分の身に跳ね返ってくる。

「わがまま言っちゃいけません」
母親が、子どもに怒ったり諭したりすること、
ほんとうのほんとうの芯の部分は、
「人に迷惑をかける」こと以上に、
「極限の場所で、自分の命に関わる」という
「生存のための、知恵」でもあるのだと
思いを飛躍させながら、実感。

わがままのほかにも、
状況判断とか、いろいろ。

けっこう多かったのが、
子ども連れで、ゆだんスタイルの親子たち。

おそらく歩けなくなったのだろうけど、
時間の心配もあったのだろうけれど、
子どもをおぶって
ゆだんハイペースで下山するおとうさん。

手をつないで片手だけで、溶岩の岩場を進むこと、
ましてや、おんぶして、両手があかない状態で、
子どもを一段高い場所に持ち上げていること。

タイミングのことや、運のめぐりで、
ベテランのひとでも、こけるときは、こける。
怪我をしてほんとうに歩けなくなっても、
救急車は来ない場所。

「救急のことがあって呼んでも、下から到着まで3〜4時間はかかる」
「お金も、当然だけど、人が登るしかないから、○万円はかかる」

ベテランさんが、そんなことも話してくれました。
そりゃそうだ。山肌を見て、2本だけの道を見て、当たり前と想像する。

ともかく、
そんな親子連れを見ていて、ぞっとしました。
つまずいて、こけて子どもを落としたら。
その先が、谷だったら。溶岩の岩場だったら。
子どもに怪我がなくても、自分が歩けなくなったら。

「怪我をしない」それが、なにより大事だと思う、山。

あらためて、「危険」を思い起こしました。
家にいると、油断しているぶぶん。

ふと、
星野道夫さんの話を連想。

「アラスカの自然を旅していると、たとえ出会わなくても、いつもどこかにクマの存在を意識する。今の世の中でそれはなんと贅沢なことなのだろう。クマの存在が、人間が忘れている生物としての緊張感を呼び起こしてくれるからだ。もしこの土地からクマの姿が消え、野営の夜、何も恐れずに眠ることができたなら、それはなんとつまらぬ自然なのだろう。」
『旅をする木』 星野道夫(文藝春秋)

生き物としての緊張感。

ほんの少しだけ、思い出しました。
私が、というより、なんか、体が。


人を山にひきつけるもの。

もしかしたら、これなのかもしれない。
人間のなかの、野生の部分が
「あったはずの、なくした、ひとかけ」を
求めるこころ。

疲れたんだけど、しんどかったんだけど、
「きれいな風景を見たから、また行きたい」なんてきれいな理由じゃなくて、
あの緊張感に、実は、こころが飢えていた、という野生の欲求で、また行きたい。
そんな気がしました。

あらためて、
最初から最後まで
私のペースにおつきあいくださったMさん(さっき実名出したのにね(笑))、
薬と安心をくれたOドクター、
こまごまと気配ってくれたYさん、
そして、お誘いくださり、二日間おつきあいくださった
G舎のメンバーのみなみなさま。

ありがとうございました!


おまけ1。



山上ではたらくブルドーザー。
めっちゃ、顔でした。ライトが目。
カニっぽくない?
(マウスオーバーで目と口がでます)

おまけ2。

なぞ富士山キャラ

おしりがユウレイ的。
なんでこうなったのかわからないけれど、
そのわけのわからなさが、かわいい。
emix | 雑記 | 11:53 | comments(0) | - | - | - |
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