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便利さに、こころを預けた背景で。

先日、記録映画「越後奥三面 山に生かされた日々」を見て
遠く新潟の奥三面(おくみおもて)にダム湖に沈んだ集落があったことを知り、
かつ、そんな大きなできごとを今まで知らなかったことを嘆いていたけど、
ふと、どきりとして調べてみたら
三重にも、集落がダム湖に沈んだところが、あった。
蓮ダム(66戸水没、合計192戸移転)、
比奈知ダム(20戸水没)。
※ざっと調べられたところではこのふたつ。

ああ、もう、ほんとに情けないくらい、ものを知らないのだ自分、って思った。
誰に言えばいいのかわからないけど、とにかく知らなくてごめんなさい。

そして、「ダム湖に水没」というのはとてもショッキングで目立つけど、
高速道路建設の立ち退き、なんちゃらの建設とかで
陸上にありながら、故郷を失ったひともたくさんいる訳で、
あらためて、「便利ってなんだろう」と思う。

道路ができる、施設ができる、
それらが運んでくる「便利」のこともあるけれど、
今思うのは、代議士さんに任せておけば
わたしたちはほぼノータッチで
行政しごとをまるっとやってもらえる「便利」のこと。

手間がかかっても、ややこしくても、めんどくさくても、
時間のロスが多くても、しんどくても、非効率的でも、
こういう決定は
重く受け止めるとか、因果を知るとか、
責任を感じるとか、痛みを分かち合うとか、の意味においても、
「便利」で見えなくしてしまってはいけないんじゃないだろうか。

屠殺の現場を見ずに、肉を食べられることに似ている。
人間が、生き物として等身大じゃなくなってる、いま。


あ、なんか「最終兵器彼女」(漫画)を思い出した。
性描写がけっこうあるので誰も彼もにはすすめづらいけども、
いろいろ考えさせられる、いいはなし。みんな読めばいいのにな。
emix | 戦争と人災 | 22:05 | comments(0) | - | - | - |
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